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インフルエンザの感染予防にビタミンDは効果的

ネイチャーメイドスーパービタミンD

毎年冬になると流行し、わたしたちを苦しめるインフルエンザ

予防方法としてよく知られているのは『手洗い、うがいの徹底』や『マスクの着用』、『除菌・消毒、加湿等によりウイルスの数を減らす』、『予防接種を受ける』等だと思います。
※うがいに関してはインフルエンザの感染予防に効果がないという見解もあります
>>うがいに感染予防効果はあるのか

これらは感染予防の基本ですので、既に多くの人が実践していると思われますが、この基本に加え、ここ数年は食べ物や睡眠、運動によってウイルスに対する抵抗力を高める事が推奨されています。

俗に言う感染予防の3原則(1.感染源の除去 2.感染経路の遮断 3.抵抗力を高める)の内、『抵抗力を高める』の部分ですね。
>>感染予防の三原則とは

インフルエンザ予防に有効な食べ物(成分)といえば『乳酸菌』や『ラクトフェリン』等が思い浮かびますが、今回はビタミンDという成分に注目したいと思います。
>>ラクトフェリンで体の中から感染予防

目次

ビタミンD

ビタミンDは脂溶性ビタミン(水に溶けにくく油に溶けやすいビタミン)に分類されるビタミンの一種です。

食品から十分な量のビタミンDを摂取するのは難しく(ビタミンDを含有する食品は自然界ではあまり多くはないが脂肪性の魚や卵、しいたけなどの一部キノコ類から摂取可能)、主な生成方法は屋外での日光浴となります(紫外線により体内で合成される事からサンシャインビタミンとも呼ばれている)。

ビタミンDに期待されている効果

ビタミンAやCに比べると地味なので、どのような機能があるのかよく知らない人も多いと思いますが、最近の研究でビタミンDの幅広い効果が明らかになり世界中の研究者が注目しているのです。

現在、『免疫調整』、『インフルエンザの感染予防』、『各種癌の予防ならびに増殖抑制』、『循環器疾患のリスク減』、『冬季うつ病の改善』・・・等(これらは数ある効果の中のごく一部)がビタミンDの効果として発表されています。

インフルエンザ予防とビタミンD

夏にはほぼ感染報告がないのに、冬になると流行するインフルエンザ。その原因として温度や湿度、日照不足による殺菌力低下等が考えられています。
>>インフルエンザウイルスと湿度、温度の関係

しかし、2010年3月にThe American Journal of CLINICAL NUTRITIONに発表された日本の学童を対象とした研究によって、ビタミンDと季節性インフルエンザA型の関係性が注目されています。

研究の結果、サプリによって冬季に毎日1200IUのビタミンDを摂取した子供は、摂取しなかった子供(プラセボを摂取)に比べて42%も罹患率が低かった事が分かりました。
>>Randomized trial of vitamin D supplementation to prevent seasonal influenza A in schoolchildren1,2,3

この結果はビタミンDの抗炎症作用と免疫力強化作用によるものと考えられていますが、42%という高い予防効果にはわたしも非常に驚きました。

ビタミンDの摂取量

厚生労働省はビタミンDの摂取基準を5.5μg(200IU)としていますが、アメリカやカナダでは推奨摂取量を次々に引き上げ、現在は800IU以上(摂取上限は4000IU)となっています。

しかしハーバード大学公衆衛生大学院の研究者らはこの変更にも納得せずさらなる引上げを求めているので将来的に推奨摂取量はさらに引き上げられるでしょう。

最近の研究では1日1000~1500IUのビタミンDを摂取する事で様々な健康効果が認められているのでこのあたりの量が目安になるのではないでしょうか。

ビタミンDの摂取方法

ビタミンDは日光浴もしくは食品から摂取しなければなりません。ただ、前述したとおり食品から大量のビタミンDを摂取する事は難しいので日光浴での摂取が基本になります。

5.5 μgのビタミンDを生成するのに必要な、各地・各時刻での日光照射時間

条件:スキンタイプとしては日本人の平均的な値をSPT: IIIとし、皮膚の表面積として、大人の両手の甲と顔を合わせた面積に相当する600 cm2を用い、以上の前提の上に、札幌・つくば・那覇の3地点について、午前9時・正午・午後3時の各時刻において、ビタミンD 5.5 μgを生成するのに必要となるビタミンD生成紫外線照射時間
体内で必要とするビタミンD生成に要する日照時間の推定-札幌の冬季にはつくばの3倍以上の日光浴が必要-

同じ日本でも紫外線の量は時刻や緯度、季節によって異なりますので当然ビタミンDの生成量にも差がでます。

冬季の北海道ではたった5.5μg(200IU)を生成するのにこれだけの時間がかかります。1000IUを生成するにはどれだけの時間が必要なのでしょうか。

冬季や屋外では常に日焼け止めクリームを塗っているようなケースではビタミンDをあまり生成できないのでサプリメントでの摂取が望ましいです。

ビタミンDのサプリメント

・ネイチャーメイド スーパービタミンD(大塚製薬)

ネイチャーメイドスーパービタミンD

サプリメント先進国アメリカで店頭販売シェア1位、日本におけるマルチビタミン売上も1位であるネイチャーメイドのスーパービタミンDです。

1粒に25μg(1000IU)のビタミンDが含有されているので1日1粒で十分な量を摂取できます。

価格も90日分で1000円以下と非常にリーズナブルなので高額なサプリと違って続けやすいです。