当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

ピューラックス-消毒剤-

ピューラックス

目次

商品の特徴

『ピューラックス』は次亜塩素酸ナトリウム6%を成分とする医薬品の殺菌消毒剤です(ピューラックス-10は10%)。

医薬品ですので、「消毒」「殺菌」を謳う事もでき、キッチンハイターなどとは違い(後述します)、医薬品ならではの徹底した製造管理、品質管理により成分が安定しており、信頼性が高いのが特徴。

>>除菌、殺菌、消毒と医薬品(医薬部外品)

残留性の高さやトリハロメタンを生成してしまう事による安全性の問題や金属腐食性の高さ、強い漂白作用など注意点は数多くありますが、厚生労働省はノロウイルスなどの消毒に次亜塩素酸ナトリウムを推奨しています。

アルコール消毒剤や塩化ベンザルコニウムの効果が期待できないノロウイルスやロタウイルスなどのエンベロープを持たないウイルスには有効ですが、細菌芽胞に対する殺菌効果は弱く、結核菌に対する殺菌効果は不確実です。

ハイターなどの雑貨品とは違い、次亜塩素酸ナトリウムの濃度安定の為に水酸化ナトリウムを添加していないので使用期限は製造日から1年となっています。

ウイルスや細菌の消毒に重要なのは薬剤の濃度管理ですので、必ず使用期限は守ってください。

使用用途・使い方

飲用水、飲食器具、食品製造器具、医療器具、水泳プール、浴槽・浴室、便所、便器などの消毒や感染者の汚染された衣類の漂白を兼ねた消毒などに使えます。

金属類は錆びますので使用を避けるか、成分が残留しないように念入りに水洗いしなければいけません。
※金属類や脱色しては困るものには
>>アビィ除菌消臭水説明ページへ

用途に応じて希釈率が違いますので、用法・用量を確認し、適切な濃度で使用する必要があります。

飲用水の消毒

水量に対して遊離残留塩素を0.1mg/L(結合残留塩素の場合は0.4mg/L)以上保持するよう投入、注入、滴下して消毒殺菌します。

※具体的には消毒しようとする水質によって異なりますが、目安としては水量1000Lに対して、本剤を約17mLを投入、注入、滴下し、残留する塩素濃度を測定確認し、本剤の量を増減してください。

飲食器具の消毒、食品製造器具の消毒

対象物を洗浄、水洗いした後、本剤の300倍液(水1Lに対して本剤約3.3mL)数分間浸して消毒殺菌します。

医療器具の消毒

対象物を洗浄、水洗いした後、本剤の300倍液(水1Lに対して本剤約3.3mL)数分間浸して消毒殺菌します。

病院のシーツ、包帯、白衣、おしめ等の漂白を兼ねた消毒

本剤の100倍~200倍液(水1Lに対して本剤約10mL~約5mL)へ浸して漂白、消毒殺菌します。

水泳プールの消毒

プールの水量を測定し、残留塩素を0.4mg/L以上保持するよう投入、注入、滴下して消毒殺菌します。
※具体的には消毒しようとする水質によって異なりますが、目安としては水量1000Lに対し、本剤約17mLを投入、注入、滴下し、残留する塩素濃度を測定確認し、本剤の量を増減してください。

浴槽・浴室等の消毒

本剤の300倍液(水1Lに対して本剤約3.3mL)にて消毒殺菌します。

便所、便器の消毒

本剤の25倍液~300倍液(水1Lに対して本剤約40mL~約3.3mL)にて洗浄もしくは拭いて消毒殺菌します。

希釈倍率表

ピューラックス希釈倍率早見表

ノロウイルス感染者の嘔吐物・排泄物の処理

床や壁などの嘔吐物・排泄物を除去した後、本剤の60倍液(水1Lに対して本剤約16.9mLで浸すように拭き、約10分後に水拭きします。
※嘔吐物や排泄物の飛沫が飛び散っているので、必ず汚染場所の中心から半径2mは消毒すること

嘔吐物や排泄物の除去に使用したティッシュペーパーペーパータオルなどを入れたポリ袋にも60倍液を十分に注ぎ廃棄してください。

[note]ノロウイルス対策時の希釈倍率は嘔吐物・排泄物の処理は60倍液(1000ppm)、それ以外は300倍液(200ppm)と覚えましょう。[/note]

ノロウイルス対策時のピューラックス希釈表