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黄色ブドウ球菌食中毒の症状と予防方法

黄色ブドウ球菌

目次

黄色ブドウ球菌とは

黄色ブドウ球菌は食中毒の原因以外にも表皮感染症(水虫やにきびなど)や肺炎などのような感染症の起因菌でもあります。顕微鏡で見るとブドウの房のように集合する為にこのような名称になりました。

この黄色ブドウ球菌が増殖時に作るエンテロトキシンという毒素を食べ物と一緒に食べる事で食中毒になります(毒素型食中毒)

毎年7月から10月までの比較的気温の高い時期に集中して発生しますが、時期を問わず注意する必要があります。

感染の可能性がある主な食品

様々な食品が原因になりますが、穀類及びその加工食品による食中毒が非常に多く、おにぎりが発生件数の4割を占めているようです。

その他、弁当や和菓子、乳製品などが原因食品として多く報告されており、2000年に起きた雪印集団食中毒事件等、数多くの集団食中毒を発生させています。

黄色ブドウ球菌食中毒の症状

潜伏時間は1~5時間(平均約3時間)で、吐き気や嘔吐、腹痛が主症状です。下痢を伴う事もあり、一般に高い熱は出ませんが、症状が激しい場合には、ショック症状に陥る場合もあります。

毒素型食中毒ですので、サルモネラなどと違い、毒キノコを食べるケースに近いです。

黄色ブドウ球菌による食中毒は症状が嘔吐に集中するのが特徴で、黄色ブドウ球菌自体が体内に入る感染症ではない為に抗菌薬の投与は不要で、輸液により水分・糖・電解質を補充して症状の改善を待ちます。

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黄色ブドウ球菌の予防方法

・手指などに傷や化膿巣のある人は直接食品に触れたり、調理をしないようにしましょう。

・手指の洗浄・消毒を十分に行いましょう。

>>感染予防の基本は手洗いから

・食品は低温(10℃以下)で保存して菌が増殖するのを防ぎましょう。
(注)黄色ブドウ球菌自体は熱や消毒剤に弱く比較的簡単に消毒できますが、食中毒の原因である毒素(エンテロトキシン)は100℃30分の加熱でも分解できません。食品に菌が付かないようにする事と増やさないようにする事を心掛けましょう。

黄色ブドウ球菌自体は熱や薬剤に弱く、塩素系やアルコール系、熱湯(75℃で1分以上)で不活化できます。

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