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ロキソニンS-解熱鎮痛薬-

ロキソニンS

ロキソニンS

ロキソニンSは、配合されている医療用成分「ロキソプロフェンナトリウム水和物」が、痛みや熱の原因物質をすばやく抑え、すぐれた鎮痛効果・解熱効果を発揮します。市販の解熱・鎮痛薬の代表格です。

◆効能・効果

・頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛・肩こり痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛
・悪寒・発熱時の解熱

◆用法・用量

症状があらわれた時、次の量を、なるべく空腹時をさけて水又はお湯で服用して下さい。

年齢 1回服用量 1日服用回数
成人(15歳以上) 1錠 2回まで
ただし、再度症状があらわれた場合には3回目を服用できます
(服用間隔は4時間以上おいて下さい)
15歳未満 服用しないで下さい

◆成分・分量

1錠中の成分は次のとおりです。

成分 分量
ロキソプロフェンナトリウム水和物 68.1mg
(無水物として60mg)

[添加物]

ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、乳糖水和物、三二酸化鉄

◆使用上の注意

1.次の人は服用前に医師、歯科医師又は薬剤師に相談して下さい。

(1)医師又は歯科医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)授乳中の人
(4)高齢者
(5)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
(6)次の診断を受けた人
気管支ぜんそく、潰瘍性大腸炎、クローン病、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病
(7)次の病気にかかったことがある人
胃・十二指腸潰瘍、肝臓病、腎臓病、血液の病気

2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、使用上の注意の文書を持って医師又は薬剤師に相談して下さい。

(1)本剤のような解熱鎮痛薬を服用後、過度の体温低下、虚脱(力が出ない)、四肢冷却(手足が冷たい)等の症状があらわれた場合
(2)服用後、消化性潰瘍、むくみがあらわれた場合
また、まれに消化管出血(血を吐く、吐き気・嘔吐、腹痛、黒いタール状の便、血便等があらわれる)、消化管穿孔(消化管に穴があくこと。吐き気・嘔吐、激しい腹痛等があらわれる)の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けて下さい。
(3)服用後、次の症状があらわれた場合
〔関係部位〕   〔症  状〕
皮   膚 : 発疹・発赤、かゆみ
消 化 器 : 腹痛、胃部不快感、食欲不振、吐き気・嘔吐、腹部膨満、胸やけ、口内炎、消化不良
循 環 器 : 血圧上昇、動悸
精神神経系 : 眠気、しびれ、めまい、頭痛
そ の 他 : 胸痛、倦怠感、顔面のほてり、発熱、貧血、血尿

まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けて下さい。
〔症状の名称〕ショック(アナフィラキシー)
〔症   状〕服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。

〔症状の名称〕血液障害
〔症   状〕のどの痛み、発熱、全身のだるさ、顔やまぶたのうらが白っぽくなる、出血しやすくなる(歯茎の出血、鼻血等)、青あざができる(押しても色が消えない)等があらわれる。

〔症状の名称〕皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解症
〔症   状〕高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤等が持続したり、急激に悪化する。

〔症状の名称〕腎障害
〔症   状〕発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、全身のだるさ、関節痛(節々が痛む)、下痢等があらわれる。

〔症状の名称〕うっ血性心不全
〔症   状〕全身のだるさ、動悸、息切れ、胸部の不快感、胸が痛む、めまい、失神等があらわれる。

〔症状の名称〕間質性肺炎
〔症   状〕階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。

〔症状の名称〕肝機能障害
〔症   状〕発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。

〔症状の名称〕無菌性髄膜炎
〔症   状〕首すじのつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐き気・嘔吐等の症状があらわれる。(このような症状は、特に全身性エリテマトーデス又は混合性結合組織病の治療を受けている人で多く報告されている)

〔症状の名称〕ぜんそく
〔症   状〕息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわれる。

3.服用後、次の症状があらわれることがありますので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、使用上の注意の文書を持って医師又は薬剤師に相談して下さい。

口のかわき、便秘、下痢

4.1~2回服用しても症状がよくならない場合(他の疾患の可能性も考えられる)は服用を中止し、使用上の注意の文書を持って医師、歯科医師又は薬剤師に相談して下さい。

◆レビュー

2014年6月12日に施行される改正薬事法により、医薬品の商品レビューや口コミの表示が禁止となりました。