カテゴリー別アーカイブ: 食中毒関連知識

梅雨~夏場にかけての食中毒予防対策

梅雨時のアジサイ

梅雨時期から細菌を原因とした食中毒が増加

 

食中毒は1年中発生しており原因も「細菌」、「ウイルス」、「自然毒」とさまざまですが、梅雨時期から夏場にかけては細菌を原因とした食中毒が多発します。

食中毒の原因となる細菌の多くは高温多湿を好む為、気温と湿度が高くなり始めると増殖が活発になります。その結果、気温湿度ともに低い冬場に比べて夏場には食中毒のリスクが増す事になるのです。

注意しなければいけない細菌

 

梅雨から夏場にかけて注意するべき細菌の名称と特徴です。

腸炎ビブリオ

腸炎ビブリオ

腸炎ビブリオは主に海水中に生息する細菌であり、腸炎ビブリオで汚染された魚介類などを生食する事で感染し、腸炎ビブリオ食中毒を発症させます。

腸炎ビブリオによる食中毒の発生時期は、5~6月から次第に増加し7月~9月の夏場がピークですが、最近では輸入した魚介類により、季節を問わず発生する可能性があります。

個別の予防方法などは>>腸炎ビブリオ食中毒の症状と予防方法

腸管出血性大腸菌O157

腸管出血性大腸菌(O157)

大腸菌は人や動物の腸管に存在しています。通常病原性はありませんがいくつかの大腸菌は人に対して病原性があり、これらを総称して下痢原性大腸菌(病原大腸菌)と呼んでおり、腸管出血性大腸菌O157もこの下痢原性大腸菌グループに入ります。

7~10月頃の発生が多いですが、時期を問わず発生する可能性があります。

個別の予防方法などは>>腸管出血性大腸菌O157の症状と予防方法

黄色ブドウ球菌

黄色ブドウ球菌

黄色ブドウ球菌は食中毒の原因以外にも表皮感染症(水虫やにきびなど)や肺炎などのような感染症の起因菌でもあります。顕微鏡で見るとブドウの房のように集合する為にこのような名称になりました。

毎年7月から10月までの比較的気温の高い時期に集中して発生しますが、時期を問わず注意する必要があります。

個別の予防方法などは>>黄色ブドウ球菌食中毒の症状と予防方法

サルモネラ属菌

サルモネラ

サルモネラ属菌は牛、豚、鳥などの動物の腸管や河川、下水など自然界に広く分布してます。

サルモネラ属菌によるサルモネラ食中毒は6~10月頃に発生する事が多いですが、冬場に発生する事もあります。

個別の予防方法などは>>サルモネラ食中毒の症状と予防方法

カンピロバクター

カンピロバクター

カンピロバクターはカンピロバクター症の原因菌であり、現在15菌種に分類されています。家畜、家禽、ペット、野生動物、野鳥などあらゆる動物に分布しています。

原因施設としては飲食店がその大半を占めています。発生時期は5~7月にかけてがピークですが、年間を通じて散発事例が多いのが特徴です。

個別の予防方法などは>>カンピロバクター症の症状と予防方法

ウェルシュ菌

ウェルシュ菌

ウェルシュ菌は人や動物の腸管、土壌、水中など自然界に広く分布し、ボツリヌス菌と同じ酸素を嫌う嫌気性菌で、一度に大量の食事を調理した給食施設などでしばしば発生することから「給食病」とも呼ばれます。

夏場の発生が多いですが、最近では秋にもよく発生しており、季節を問わず発生する可能性があります。

個別の予防方法などは>>ウェルシュ菌食中毒の症状と予防方法

食中毒予防3原則

 

食中毒を引き起こす細菌はさまざまなので個別に対策をとる必要がありますが、基本的な知識として「食中毒予防の3原則」があります。

1.原因となる菌をつけない!

食品に食中毒の原因となる細菌がつかなければ食中毒になる事はありません。

正しい手洗いや調理器具を清潔に保つ事で細菌が食品につかないようにしましょう。

>>感染予防の基本は手洗いから

【手洗いのタイミング例】

☆調理をはじめる前

☆細菌が元々付着している生の肉や魚、卵、野菜などに触れる前後

☆トイレなどへ行った後

☆食事の前

生の肉や魚などを切った包丁やまな板は細菌が付着している可能性があるので、その都度丁寧に洗浄し消毒、除菌をしっかり行いましょう。

2.原因となる菌を増やさない!

食中毒菌の多くは高温多湿の環境では活発に増殖し、低温の環境なら増殖は緩やかになります(10度以下になれば増殖が緩やかになり-15度以下で増殖が停止する)。

菌量が少なくても食中毒を引き起こす細菌も存在しますが、菌量を低く抑える事は予防につながりますので肉や魚などの生鮮食品や調理済みのお惣菜などはできるだけ早く冷蔵庫に入れましょう(食中毒菌が死滅する事はないが増殖を抑える事はできる)。

3.原因となる菌をやっつける!

ほとんどの細菌やウイルスは高温で加熱する事で死滅するので、食中毒を防ぐ為に一番有効なのは食品を加熱して食中毒菌をやっつける事です(ウェルシュ菌やボツリヌス菌などのように芽胞を作る細菌は熱に強いので注意)。

75度で1分以上加熱(中心部)する事で肉や魚、野菜なども安全に食べる事ができます。

まな板や包丁、布巾などについた細菌やウイルスは熱湯やアルコール、次亜塩素酸系の消毒剤除菌剤でやっつけましょう。

アルコール系は使い方に注意>>アルコール除菌・消毒剤の使い方と注意点

食中毒を防ぐ6つのポイント



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腸炎ビブリオ食中毒の症状と予防方法

腸炎ビブリオ

腸炎ビブリオとは

 

腸炎ビブリオは主に海水中に生息する細菌であり、腸炎ビブリオで汚染された魚介類などを生食する事で感染し、腸炎ビブリオ食中毒を発症させます。

一日の最低気温が15℃以上、海水温が20℃以上になると海水中で大量に増殖しますので、海水温度が高く海水中に腸炎ビブリオが多い時期に獲れた魚介類には腸炎ビブリオが付着している可能性があります。

日本で発生する食中毒の原因菌としては、発生件数でサルモネラと並んで1~2位にあたり、特に1992年までは、日本における食中毒原因の第1位を占めていました。

腸炎ビブリオによる食中毒の発生時期は、5~6月から次第に増加し7月~9月の夏場がピークですが、最近では輸入した魚介類により、季節を問わず発生する可能性があります。

感染の可能性がある主な食品

 

魚介類(海産)の刺身や寿司などが代表的な原因食品です。また、生の魚介類を調理した後、調理器具や手指などを介して二次汚染された食品にも注意が必要です。

腸炎ビブリオ食中毒の症状

 

潜伏時間は約10時間から24時間(短い場合で2.3時間)で、激しい腹痛、下痢などが主症状です。発熱や吐き気、嘔吐を起こす人もいます。

通常2~3日で回復し、一般に予後は良好ですが高齢者など免疫の低下した患者では、まれに毒素による心臓毒性によって死亡する例もあります。

腸炎ビブリオ食中毒の予防方法

 

・魚介類は調理前に流水(水道水)でしっかり洗い菌を洗い流しましょう(腸炎ビブリオは真水の中では増殖できません)

・魚介類に使用した調理器具はしっかり洗浄・消毒して二次汚染を防ぎましょう。

・魚介類を調理した後、洗浄していないまな板や包丁でその他の食品を調理しないようにしましょう。

・夏場の魚介類の生食は十分注意し、僅かな時間でも冷蔵庫(4℃以下)に保存しましょう(腸炎ビブリオは低温では増殖できません)

・冷凍食品を解凍する際は専用の解凍庫や冷蔵庫内で行いましょう。

・加熱調理する場合は中心部まで充分に加熱しましょう(61℃、10分以上)

薬剤や熱には弱いので塩素系やアルコール系、熱湯(75℃で1分以上)で不活化できます。

腸炎ビブリオ食中毒感染予防アイテム

 

手指消毒液

ヒビスコールSH

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ヒビスコールSH詳細ページ

 

除菌剤

ダスキンアルコール除菌剤

ダスキン アルコール除菌剤

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アビィ除菌消臭水

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ステア二酸化塩素スプレー

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消毒剤

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腸管出血性大腸菌O157の症状と予防方法

腸管出血性大腸菌(O157)

腸管出血性大腸菌O157とは

 

大腸菌は人や動物の腸管に存在しています。通常病原性はありませんがいくつかの大腸菌は人に対して病原性があり、これらを総称して下痢原性大腸菌(病原大腸菌)と呼んでおり、腸管出血性大腸菌O157もこの下痢原性大腸菌グループに入ります。

主に加熱の不十分な食材から感染し、極めて少数の菌でも感染症・食中毒を起こします。O157による感染症は感染症予防法により3類感染症として指定されているので確認した医師は直ちに所轄する保健所などに届け出る必要があります。

>>感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律

7~10月頃の発生が多いですが、時期を問わず発生する可能性があります。

感染の可能性がある主な食品

 

牛などの家畜が保菌している場合があり、これらの糞便に汚染された食肉からの二次汚染により、あらゆる食品が原因となる可能性があります。

これまでに井戸水、牛レバー、焼肉、ユッケ、サラダ、和え物、浅漬けなどで集団感染が確認されています。

腸管出血性大腸菌O157の症状

 

潜伏期間は平均3~5日で、症状は激しい腹痛で始まり、数時間後に水様下痢を起こすことが多く、1~2日後に血性下痢(下血)がみられます。

溶血性尿毒症(HUS)や脳障害を併発することがあり、重症の場合は死亡します。

腸管出血性大腸菌O157の予防方法

 

・生野菜などはよく洗い、食肉は中心部まで十分加熱(75.1℃以上)してから食べましょう。

・冷蔵庫内の食品はこまめに点検し、できるだけ早めに食べるようにしましょう。

・加熱調理済食品がニ次汚染を受けないように調理器具はしっかりと洗浄し、できる事ならその都度除菌しましょう。

・調理や食事の前には石鹸を使った手洗いをしましょう。

>>感染予防の基本は手洗いから

・ビルやマンションなどでは貯水槽の清掃・点検を定期的に行いましょう。

・腹痛や下痢が続いたら、軽く考えずにかかりつけの医師の診察を受けるようにしましょう。

・発症した患者のいる家庭では、二次感染を防ぐ為にも糞便に汚染された衣類などの取扱いに十分注意しましょう(ノロウイルスなどと同様です)

薬剤や熱には弱いので塩素系やアルコール系、熱湯(75℃で1分以上)で不活化できます。

腸管出血性大腸菌O157感染予防アイテム

 

手指消毒液

ヒビスコールSH

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除菌剤

ダスキンアルコール除菌剤

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消毒剤

ピューラックス

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黄色ブドウ球菌食中毒の症状と予防方法

黄色ブドウ球菌

黄色ブドウ球菌とは

 

黄色ブドウ球菌は食中毒の原因以外にも表皮感染症(水虫やにきびなど)や肺炎などのような感染症の起因菌でもあります。顕微鏡で見るとブドウの房のように集合する為にこのような名称になりました。

この黄色ブドウ球菌が増殖時に作るエンテロトキシンという毒素を食べ物と一緒に食べる事で食中毒になります(毒素型食中毒)

毎年7月から10月までの比較的気温の高い時期に集中して発生しますが、時期を問わず注意する必要があります。

感染の可能性がある主な食品

 

様々な食品が原因になりますが、穀類及びその加工食品による食中毒が非常に多く、おにぎりが発生件数の4割を占めているようです。

その他、弁当や和菓子、乳製品などが原因食品として多く報告されており、2000年に起きた雪印集団食中毒事件等、数多くの集団食中毒を発生させています。

黄色ブドウ球菌食中毒の症状

 

潜伏時間は1~5時間(平均約3時間)で、吐き気や嘔吐、腹痛が主症状です。下痢を伴う事もあり、一般に高い熱は出ませんが、症状が激しい場合には、ショック症状に陥る場合もあります。

毒素型食中毒ですので、サルモネラなどと違い、毒キノコを食べるケースに近いです。

黄色ブドウ球菌による食中毒は症状が嘔吐に集中するのが特徴で、黄色ブドウ球菌自体が体内に入る感染症ではない為に抗菌薬の投与は不要で、輸液により水分・糖・電解質を補充して症状の改善を待ちます。

>>経口補水液OS-1-脱水対策-

黄色ブドウ球菌の予防方法

 

・手指などに傷や化膿巣のある人は直接食品に触れたり、調理をしないようにしましょう。

・手指の洗浄・消毒を十分に行いましょう。

>>感染予防の基本は手洗いから

・食品は低温(10℃以下)で保存して菌が増殖するのを防ぎましょう。
(注)黄色ブドウ球菌自体は熱や消毒剤に弱く比較的簡単に消毒できますが、食中毒の原因である毒素(エンテロトキシン)は100℃30分の加熱でも分解できません。食品に菌が付かないようにする事と増やさないようにする事を心掛けましょう。

黄色ブドウ球菌自体は熱や薬剤に弱く、塩素系やアルコール系、熱湯(75℃で1分以上)で不活化できます。

黄色ブドウ球菌感染予防アイテム

 

手指消毒液

ヒビスコールSH

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除菌剤

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アビィ除菌消臭水

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ステア二酸化塩素スプレー

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ピューラックス

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サルモネラ食中毒の症状と予防方法

サルモネラ

サルモネラ属菌とは

 

サルモネラ属菌は牛、豚、鳥などの動物の腸管や河川、下水など自然界に広く分布してます。

熱や酸には弱いですが、乾燥や低温には強く、冷凍しても不活化しません。サルモネラ属菌によるサルモネラ食中毒は6~10月頃に発生する事が多いですが、冬場に発生する事もあります。

感染の可能性がある主な食品

 

レバ刺しやたたきなどのような生肉、食肉調理品(鶏肉は要注意)、うなぎなどが多いですが、近年はサルモネラの一種エンテリティディスに汚染された鶏卵による食中毒が増えていて、生卵、オムレツ、玉子焼き、自家製マヨネーズなどのように鶏卵を原料とし、十分に加熱されていない食品にも注意が必要です。

サルモネラ食中毒の症状

 

潜伏時間は約5時間から72時間で、腹痛、水様性下痢、発熱(38℃~40℃) が主症状です。嘔吐や頭痛、倦怠感を起こす人もいます。

抵抗力のない者は菌血症を起こし重症化することがあり、まれに内毒素による敗血症を合併して死に至る事もあります

サルモネラの予防方法

 

・食肉や卵などを取り扱った手や調理器具は使う度に必ずしっかりと洗浄しましょう。

>>感染予防の基本は手洗いから

・新鮮な物を購入しましょう。

・購入後は冷蔵保管(ネズミ対策にも重要)し、加熱せずに食べる物は期限を必ず守りましょう。

・割った後の卵は直ちに調理して早めに食べましょう。

・調理の際は食品の中心部まで火が通るように十分に加熱しましょう。

・ネズミは駆除し、清潔する事を心掛けましょう。
(注)食材に気をつけるのと同じくらい、まな板や包丁などの調理器具に注意しましょう。

乾燥や低温には非常に強いですが、薬剤や熱には弱いです。塩素系やアルコール系、熱湯(75℃で1分以上)で不活化できます。

サルモネラ感染予防アイテム

 

手指消毒液

ヒビスコールSH

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除菌剤

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アビィ除菌消臭水

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ステア二酸化塩素スプレー

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消毒剤

ピューラックス

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カンピロバクター症の症状と予防方法

カンピロバクター

カンピロバクターとは

 

カンピロバクターはカンピロバクター症の原因菌であり、現在15菌種に分類されています。家畜、家禽、ペット、野生動物、野鳥などあらゆる動物に分布しています。

カンピロバクター症は、近年発生している食中毒の中で、発生件数が最も多い食中毒です。患者数も平成20年はノロウイルスに続いて2番目です。

原因施設としては飲食店がその大半を占めています。発生時期は5~7月にかけてがピークですが、年間を通じて散発事例が多いのが特徴です。

感染の可能性がある主な食品

 

保菌動物や鳥類などの糞により汚染源となった食品の摂取や、食肉(特に鶏肉)の生食や加熱不十分、飲料水、サラダなどです。イヌ、ネコなどのペットも保菌していることがあります。

食品が汚染されていても匂いや味に変化がなく、非常に分かりにくいので注意が必要です。

カンピロバクター症の症状

 

潜伏時間は、2~7日(平均2~3日)と潜伏期間が長いのが特徴です。腹痛、下痢、発熱が主症状ですが、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛などの前駆症状(病気や発作の前兆として現れる症状)があり、次いで吐き気、腹痛が見られます。

前駆症状の後、数時間から2日後に下痢症状が現れ、下痢は1日10回以上に及び、1~3日続きます。腹痛は下痢よりも長期間継続し、発熱は38℃以下が普通です。

サルモネラ症によく似た症状ですが、サルモネラ症よりも軽い事が多いです。

カンピロバクターの予防方法

 

・乾燥や熱に弱いので、調理器具は使用後に良く洗浄して消毒・乾燥をしっかりしましょう。

・食肉はしっかり加熱して食べるようにしましょう。

・食肉からの二次汚染を防ぐ為に以下の点に気をつけましょう(特に飲食業)
(a)生肉を取り扱う調理台と完成した料理を置く調理台を離して設置すること。
(b)生肉を取り扱った後は、十分に手指を洗浄しましょう。
>>感染予防の基本は手洗いから

(c)盛り付け作業には、使い捨て手袋を使用しましょう。
(d)相互汚染を防止する為、生肉は専用の蓋付きの容器に入れるかラップを掛けましょう。

・未殺菌の飲料水や牛乳は飲まないようにしましょう。

カンピロバクターは比較的弱い菌であり、熱や各種薬剤で不活化でき、塩素系消毒剤やアルコール消毒剤、熱湯(75℃で1分以上が基本ですがもう少し温度が低くても消毒可能)で不活化できます。

カンピロバクター感染予防アイテム

 

手指消毒液

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ボツリヌス症の症状と予防方法

ボツリヌス菌

ボツリヌス菌とは

 

ボツリヌス菌は土壌や海、湖、川などの泥砂中に分布している嫌気性菌で、芽胞(一部の細菌が形作る、極めて耐久性の高い細胞構造)を形成します。

ボツリヌスの語源は(腸詰め、ソーセージ)であり、19世紀のヨーロッパでソーセージやハムを食べた人がボツリヌス菌による食中毒になり、適切な治療を受けないと死亡率が30 % 以上といわれる程恐れられた事からこの名前がついたそうです。

ボツリヌス菌が作り出すボツリヌス毒素(ボツリヌストキシン)は毒性が非常に強く、わずか0.5kgで全人類を滅ぼす事が出来るとも考えられていました。現在知られている自然界の毒素の中では最強の毒力があるといわれています。

感染の可能性がある主な食品

 

通常、酸素のない状態になっている食品が原因となりやすく、 ビン詰、 缶詰、容器包装詰め食品、保存食品(ビン詰、缶詰は特に自家製の物)を原因として食中毒が発生しています。

飯寿司(いずし)、熟寿司(なれずし)、切り込み(きりこみ)などの郷土料理による中毒が北海道・東北地方を中心に報告されています。

真空パックの辛子蓮根、あずきばっとうによる中毒も報告されています。

ボツリヌス症の症状

 

ボツリヌス毒素が産生された食品を摂取後、8~36時間で、吐き気、嘔吐や視力障害、言語障害、えん下困難 (物を飲み込みづらくなる)などの神経症状が現れるが、一方で発熱はほとんど無く、意識もはっきりしているのが特徴です。重症例では呼吸麻痺により死亡します。

ボツリヌス症の予防方法

 

・「食品を気密性のある容器に入れ、 密封した後、加圧加熱殺菌」という表示の無い食品、あるいは「要冷蔵」「10℃以下で保存してください」などの表示のある場合は、必ず冷蔵保存して期限内に消費してください。

・真空パックや缶詰が膨張していたり、食品に異臭(酪酸臭)がある時にはボツリヌス菌が増殖している可能性が高いので絶対に食べないでください。

・ボツリヌス菌は熱に強い芽胞を作るため、120℃4分間(あるいは100℃6時間)以上の加熱をしなければ完全に死滅しません。その為、家庭で缶詰、真空パック、ビン詰、飯寿司などの郷土料理を作る場合には、原材料を十分に洗浄し、加熱殺菌の温度や保存の方法に十分注意しないと非常に危険です。 保存は3℃未満で冷蔵又はマイナス18℃以下で冷凍しましょう。

・食中毒症状の直接の原因であるボツリヌス毒素は、80℃30分間(100℃なら2分程度)の加熱で失活するので、食べる直前に食品を加熱することが効果的です。

乳児ボツリヌス症の予防のため、1歳未満の乳児には、ボツリヌス菌の芽胞に汚染される可能性のある食品(蜂蜜など)を食べさせるのは避けてください。

(注)乳児ボツリヌス症は通常のボツリヌス症と異なり、ボツリヌス菌の芽胞を摂取する事により起こります。ボツリヌス菌の芽胞は乳児の体内で発芽し、ボツリヌス毒素を作り出します。原因食品は様々考えられますが、蜂蜜については因果関係が明白になっている為、1歳未満の乳児に蜂蜜を食べさせるのは避けてください。

ボツリヌス菌はセレウス菌同様芽胞を有するので最高クラスの耐久性を持つ非常に消毒が難しい細菌です。定番であるアルコール消毒や塩化ベンザルコニウムも効果がなく、100℃ 30分の加熱にも耐えます。

・高温処理なら、オートクレーブ処理(約2気圧の飽和水蒸気中で121℃15分以上)、乾熱処理(180℃30分あるいは160℃1時間以上)

・消毒剤なら次亜塩素酸系(やや有効)、グルタラール(有効だが非常に危険)

・それ以外ではエチレンオキシドやホルマリンによるガス滅菌、メンブランフィルターを用いたろ過滅菌、ガンマ線滅菌などが有効です。

ボツリヌス菌感染予防アイテム

 

除菌剤

アビィ除菌消臭水

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ステア二酸化塩素スプレー

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消毒剤

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ウェルシュ菌食中毒の症状と予防方法

ウェルシュ菌

ウェルシュ菌とは

 

ウェルシュ菌は人や動物の腸管、土壌、水中など自然界に広く分布し、ボツリヌス菌と同じ酸素を嫌う嫌気性菌です。

この細菌はボツリヌス菌、セレウス菌などと同じく熱に強い芽胞(一部の細菌が形作る、極めて耐久性の高い細胞構造)を作るため、高温でも死滅せずに生き残ります。

一度に大量の食事を調理した給食施設などでしばしば発生することから「給食病」とも呼ばれ、患者数の多い大規模食中毒事件を起こす特徴があります。

加熱する事で増える食中毒の原因微生物としてテレビなどのメディアでしばしば取り上げられています。

夏場の発生が多いですが、最近では秋にもよく発生しており、季節を問わず発生する可能性があります。

感染の可能性がある主な食品

 

肉類、魚介類、野菜類自体やこれらを用いて調理した煮物での感染が最も多いといわれています。

学校などの集団給食施設による事例も比較的多く見られ、カレー、シチュー、スープなどのように食べる日の前日に大量に調理され、鍋に入れたまま冷却されていた食品が主な原因になっています。

食品は加熱すれば安全に食べられるという考えはウェルシュ菌などの芽胞を作る細菌にはあてはまりません。この一般的な考えがウェルシュ菌による食中毒を増加させています。

ウェルシュ菌食中毒の症状

 

潜伏時間は約8~20時間で、ほとんどが12時間以内に発症します。腹痛、下痢が主で、特に下腹部が張る事が多く、症状としては軽い部類に入ります(症状が軽い為、お腹を壊した程度と決めつけてしまう場合も多い)

ウェルシュ菌食中毒の予防方法

 

・前日に調理する事は出来る限り避け、加熱調理した物でも油断せずになるべく早く食べるようにしましょう。

・一度に大量の食品を加熱調理した時は、本菌の発育しやすい温度(至適発育温度は43~47℃だが、増殖スピードが非常に速い)を長く保たないように注意しましょう。保管する際は、小分けしてから急激に冷却する事で増殖を防ぐ事ができます。

ウェルシュ菌はボツリヌス菌やセレウス菌同様芽胞を有するので最高クラスの耐久性を持つ非常に消毒が難しい細菌です。定番であるアルコール消毒や塩化ベンザルコニウムも効果がなく、100℃ 30分の加熱にも耐えます。

・高温処理なら、オートクレーブ処理(約2気圧の飽和水蒸気中で121℃15分以上)、乾熱処理(180℃30分あるいは160℃1時間以上)

・消毒剤なら次亜塩素酸系(やや有効)、グルタラール(有効だが非常に危険)

・それ以外ではエチレンオキシドやホルマリンによるガス滅菌、メンブランフィルターを用いたろ過滅菌、ガンマ線滅菌などが有効です。

ウェルシュ菌感染予防アイテム

 

除菌剤

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A型肝炎の症状と予防方法

A型肝炎ウイルス

A型肝炎ウイルスとは

 

A型肝炎ウイルスは全世界に広く分布している肝炎ウイルスの一種(A~Eの5種類)で、感染力は比較的強く衛生環境の劣悪な地域で蔓延しています。

A型肝炎ウイルスによる肝炎は、B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスによる肝炎と異なり、慢性化することはほとんど無く、一過性の急性肝炎症状で終わり、治癒後は強い免疫を獲得するのが特徴です。

患者の発生報告には季節性があり、日本では例年春先になると感染者数が増加しますが、その理由は明らかではないようです。

衛生環境が改善する過程では規模の大きな流行が見られ、1988年に中国の上海市で30万人規模の流行がありました。

感染の可能性がある主な食品

 

A型肝炎ウイルスに汚染された水や食品が原因食品となります。これまで国内で発生した事例の大部分は感染源が特定されていませんが、カキなどの二枚貝が感染源として考えられています。

近年では汚染された輸入食材経由の感染が懸念されており、輸入野菜が感染源になった例も報告されています。

A型肝炎の症状

 

潜伏時間は2~6週間程度で、急性肝炎により、下痢、発熱、倦怠感、吐き気・嘔吐などの症状が出ますが、黄疸症状が出てからは自覚症状が軽くなります。

4~8週間程度で回復し、慢性症状に移行する事は無いとされていますが、肝機能の回復には、1~2ヶ月が必要とされ、肝機能が完全に回復するまではお酒などには注意が必要です。

ほとんどが一過性の急性肝炎症状で終わりますが、稀に劇症肝炎や腎不全へと移行し重症化する事もあるようです。

A型肝炎の予防方法

 

・用便後や調理の前、食事の前には十分な手洗いを行いましょう。

>>感染予防の基本は手洗いから

・生水や生水で作った氷やキャンデーなどにも注意しましょう。

・食品はよく加熱して食べましょう。

・A型肝炎の流行地へ旅行する際には、あらかじめ医療機関でワクチンの接種を行う事で予防することができます。

>>外務省 海外安全ホームページ

・A型肝炎だけではなく、各種の感染症を予防する意味で、衛生環境に不安がある海外では水道水、生野菜、生の魚介類を食べないようにしましょう。

・条件によって異なりますが、A型肝炎ウイルスは、体外で数ヶ月生き残る事があるので感染者が出た後は注意しましょう。

A型肝炎ウイルスはエンベロープを有しないタイプのウイルスなので各種消毒剤に対する抵抗力が高いと思われます。塩素系消毒剤や熱湯(85℃で1分以上)で対応しましょう。

A型肝炎感染予防アイテム

 

除菌剤

アビィ除菌消臭水

アビィ除菌消臭水

アビィ除菌消臭水詳細ページ

 

ステア二酸化塩素スプレー

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ステア二酸化塩素スプレー詳細ページ

 

消毒剤

ピューラックス

ピューラックス

ピューラックス詳細ページ

 

マスク

快適使いきりマスク プリーツガード

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