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次亜塩素酸水(じあえんそさんすい)の選び方まとめ

目次

一般名称としての次亜塩素酸水

現在多くの次亜塩素酸系商品が世に出ていますが、ほとんどの商品名や商品説明に『次亜塩素酸水』という名称を見かけます。

『食品添加物として厚生労働省に指定された次亜塩素酸水』にはほとんどの商品が当てはまらないのにその名称を使ってもいいのでしょうか。

答えは全く問題ありません。主成分が次亜塩素酸の水溶液ですので例えば『高レベル次亜塩素酸水』でも『高精度次亜塩素酸水』、『複合型次亜塩素酸水』等、好きな名前をつければいいと思います。

ただし、『食品添加物として認められた次亜塩素酸水』や『厚生労働省の認可を受けた次亜塩素酸水』、アルカリ性なのに『酸性次亜塩素酸水』などといった虚偽は認められません。

わたしが上述した『ほとんどが次亜塩素酸水である』の意味は主成分が次亜塩素酸であり『混合方式』や『電解方式』で作られた商品が『次亜塩素酸水』という名称をつけても問題ないという事です。

『ほとんど』というのはただの水を次亜塩素酸水として販売した業者等がかつて存在したからです。

食品添加物としての次亜塩素酸水に適合した生成装置は高価ですので一般の方は皆パッキングされた次亜塩素酸水を使ってきました。

次亜塩素酸水が世に出て十数年間、一般家庭や小規模事業所を除菌や消臭の面から支えてきたのは『食品添加物としての次亜塩素酸水』ではなく『パッキングされた一般名称としての次亜塩素酸水』なのです。

『一般名称としての次亜塩素酸水』の除菌力や消臭力、安全性が『食品添加物としての次亜塩素酸水』に劣るという事は決してありません。

アルコールや二酸化塩素と並んで世の中の衛生面をリードする次亜塩素酸についてさらに詳しく説明していきます。

[note]『一般名称としての次亜塩素酸水』というのは『食品添加物としての次亜塩素酸水』と区別する為にわたしが作った便宜上の言葉です。世間で認知された言葉ではないので注意してください。[/note]

製造方法による安全性や効果の違い

それでは次に次亜塩素酸水の製造方法による安全性や効果の違いについて説明します。

何度も同じ事を書きますが現在主流の製造方法は『混合方式』と『電解方式』です。中には変則的な生成方法もありますが、基本はこの2つから派生しています。

この2つの製造方法はある意味お互いに切磋琢磨しながら進化してきたといっても過言ではなく、どちらも非常に素晴らしい技術です。

しかしながら、ここ数年『混合方式』の次亜塩素酸水を執拗に批判し、『電解方式』の次亜塩素酸水を異常に推す、明らかに偏った提灯記事が見受けられるようになってきました(wikipediaも改編されている)。

その内容の多くは「『混合方式』の次亜塩素酸水は厚生労働省が指定する食品添加物ではないので危険」というものです。

どのような業種でも新たにその分野に参入した場合は先行している他企業のサービス・商品よりも自企業の方が優位な事をアピールしなければなりません。

しかし、その方法は情報弱者である消費者に誤解を与えたり、徒に他企業を批判するものであってはいけないのです。

最近はどの業種もこのような『売れさえすればどうでもいい』や『やったもん勝ち』といった考え方をする企業が増えてきて辟易します(そのような企業は運営をコンサルティング会社に委託しているケースが多い)。

さて、上述したとおり『電解方式』の次亜塩素酸水でも流通しているものはほとんど食品添加物ではありません。それに厚生労働省は『混合方式』の次亜塩素酸水を使ってはいけないとも言っていません。

1. 食品添加物「次亜塩素酸ナトリウム」と食品添加物である「塩酸」又は「クエン酸」等をそれぞれ組み合わせて販売すること及び混合して用いることは差支えない。

厚生労働省医薬食品局平成16年8月25日発令 食安基発 0825001より

『混合方式』のパイオニアでもある株式会社ハセッパー技研は食品に次亜塩素酸水を使用することについて上記の基発を根拠として食品に用いる事が出来るとしています。
>>株式会社ハセッパー技研

しかし、この食安基発には続きがあり、この部分が『混合方式』を批判する材料となっています。

なお、食品添加物「次亜塩素酸ナトリウム」と食品添加物である「塩酸」又は「クエン酸」等をあらかじめ混和した水溶液を販売することは、この当該水溶液中で化学反応が生じていると考えられることから、添加物製剤には該当せず、その販売は認められない

この引用文を読むと、現在販売されている『混合方式』で生成されパック詰めされた次亜塩素酸水は販売自体してはいけないような気がしませんか?しかしそうではありません。

添加物製剤には該当せずという部分を読むと分かりますが『食品添加物と表示して販売してはいけない』という事であって販売自体してはいけないという意味ではありません(添加物製剤は食品添加物と同義)。

この部分を殊更に強調し『混合方式』の商品自体を危険と判断させるやり方も定番化しています。

通常の読解力がある人には通用しないと思いますが、知識の乏しい人や読解力に難のある人は誤った理解をしてしまう可能性があります。いずれにせよあまり褒められたやり方でないのだけは間違いありません。

それでは安全性や効果についての結論ですが、『混合方式』の次亜塩素酸水も『電解方式』の次亜塩素酸水も問題ありません。

特によく販売されている200ppmタイプの『混合方式』の商品においては10年選手もいるくらいで実績(長い期間問題なく販売されている事は非常に重要)も十分です。

平成27年度に国立医薬品食品衛生研究所が発表した「ノロウイルスの不活化条件に関する調査報告書」でも200ppmと100ppmの製品で効果が認められています。

200ppmの製品は有機物負荷のない条件では十分な不活化効果が認められた。負荷条件下ではBSA添加・3 分以上で不活化効果が認められたと書かれており、100ppmの製品は有機物負荷のない条件では十分な不活化効果が認められた。負荷条件下ではBSA添加5分で不活化効果が認められたとありました。

>>ノロウイルスの不活化条件に関する調査報告書|国立医薬品食品衛生研究所

あと、よく見るのが『混合方式』は次亜塩素酸ナトリウムや塩酸、酢酸、炭酸ガス等を使用するから危険という文言です。

『電解方式』は塩と水がベースなので確かに安全な気がします。でもこれについてもひっかけ問題のようなものなんです。

実は次亜塩素酸ナトリウムは食塩水(塩と水)を電気分解すると生成できます。

食塩水を電気分解→水酸化ナトリウム+次亜塩素酸+塩化水素→水酸化ナトリウムと次亜塩素酸、塩化水素がそれぞれ反応→次亜塩素酸ナトリウム+塩化ナトリウムといった具合です。

皆が安全と思っている塩と水だけで人間を殺す事もできる次亜塩素酸ナトリウムができるというのが化学の妙ですよね。

つまり何を原料としたのかが重要なのではなく、結果的に何が作られたかという事こそが重要だという事です。

例えば次亜塩素酸ナトリウムに炭酸を入れて次亜塩素酸水を作れば危険なイメージがしますが、塩と水を原料にして電気分解し次亜塩素酸ナトリウムを作り、それから炭酸でph調整して次亜塩素酸水を作ると塩と水と炭酸しか使ってない安全なイメージがします。

しかし、次亜塩素酸ナトリウムに炭酸を入れてph調整するという過程は変わりません。結果、次亜塩素酸水になるのも変わりません。これが本質です。

最後に、臭素酸という成分の濃度が低くなければ安全ではないと盛んにアピールしている店が数店舗ありました。

ある店舗にいたっては原液を10倍以上も薄めたものを分析試料とした(原液で使う場合もあるのだから普通は試料も原液ではないのだろうか)試験表も載せてまで必死にアピールしているのです。

確かに水道水質基準に臭素酸の項目はあるのですが『雑貨』である次亜塩素酸水は水道水質基準と全く関係ありません。当たり前の事ですが水道水のように毎日何リットルも次亜塩素酸水をゴクゴク飲む人はいないですから。

例を挙げるなら同じ『雑貨扱い』のアロマオイルや液体のりに臭素酸の基準を当てはめる意味がありますか?あるわけないですよね。

そもそも飲みもしない次亜塩素酸水の僅かな臭素酸を気にする人は外食なんて絶対できません。

飲食業に携わる人間なら皆が知っていると思いますが、食中毒対策の基本は今でもアルコールと次亜塩素酸ナトリウムです。食器やまな板、ふきん等は次亜塩素酸ナトリウムで漂白・消毒するので食品やテーブル等には基準値オーバーの臭素酸がいっぱいです(臭素酸は次亜塩素酸ナトリウムに含まれる不純物が原因)。

家庭でもキッチンハイター、洗濯の漂白剤、哺乳瓶の消毒に使われるミルトン(これなどは赤ちゃんが直接飲むミルクにも触れる)等、水道水の基準以上の臭素酸が含まれるものは数えきれないくらいあります。

まあ安全性や効果については、生成装置を販売しているメーカーがそれぞれ検査していると思われるので『混合方式』『電解方式』ともに問題ないでしょう。

次亜塩素酸水の使い方

それでは次は次亜塩素酸水の使い方の説明に入ります。

まず大前提として次亜塩素酸水は医薬品や医薬部外品、動物用医薬品ではなく『雑貨扱い』となりますので、人体やペットの体に直接使用する場合は自己責任となりますので注意してください。

店側がすすめるなどはもってのほかです。これは薬事法違反となります(平成26年11月25日からは医薬品医療機器等法『薬機法』)。もちろん消毒や殺菌、滅菌等の文言を使うのは論外ですし、具体的なウイルス名を表示して効果・効能を謳う事(インフルエンザウイルス対策、コロナウイルス対策等)も禁じられています。
>>除菌、殺菌、消毒と医薬品(医薬部外品)

>>新型コロナウイルス対策を謳う便乗商法(薬機法違反)に注意

次亜塩素酸水の使い方を覚えるのは簡単で、次亜塩素酸水は汚れ等有機物に弱いという事だけ覚えておけば問題ありません。

汚れ等の有機物が対象物に付着していると次亜塩素酸水は有機物に反応してしまい肝心の対象物を除菌する前に分解してしまうのです。

除菌、消臭したい対象物は汚れをよく落とした後に次亜塩素酸水で除菌するというのが基本であり、これが全てです。

1点注意事項ですが、次亜塩素酸水をスプレーして数秒で拭き取る人が多いようですがこれはさすがに早すぎます。試験管内ならともかく生活環境下ではやはり数分置いた後拭き取り、可能ならば最後にすすいだり、水拭きが望ましいです。

それ以外の細かい使い方についてはたくさんのサイトに載っていると思いますのでそちらをご覧ください。本当に幅広い用途で使えるので便利ですよ。

次亜塩素酸水の選び方

最後は次亜塩素酸水の選び方について書きたいと思います。

最良の次亜塩素酸水は・・・自分が気に入った次亜塩素酸水です。『混合方式』、『電解方式』のどちらでも構いません。

ここまで読んでくれた人ならもうわたしと同じ考え方になっていると思います。どの製造方法も研究・技術者が知恵を絞り出し、より良いものをと苦労して創りだした素晴らしいものですから。

わたしも数多くの次亜塩素酸水を見てきましたが今現在ネットで購入できる”日本製”の商品にそれほど悪いものはありません(次亜塩素酸水は消費期限の短い商品なので製造年月日を印字してある店を選ぶ事)。

[important]1点気をつけてほしいのはアマゾンのように倉庫に長時間保管(Amazon.co.jpが発送しますと書いているもの)されていたり、実店舗(ドラッグストアや薬局など)、ネット小売店(直販以外)で売られているものには注意が必要です(同じ商品をA店、B店、C店でも販売している)。

理由はもちろん製造日の問題です。アマゾンや実店舗は論外ですが、同じ商品が多くの店で売られている場合は値段が多少高くても直販店(その次亜塩素酸水を作っている店)で買うようにしてください。小売店では在庫として長時間保管されている可能性があります。

この注意点を守りさえすれば後は気にいった商品を選べばいいと思います。

それからオークションやフリマサイトで販売されているものは製造日の問題に加え、適切な保存方法ができていない可能性が高いので購入しないようにしましょう。[/important]

ただし、使い方の項にも書きましたが次亜塩素酸水は『雑貨扱い』であり『医薬品・医薬部外品・化粧品・動物用医薬品』ではないので人体への使用をすすめるような店には注意が必要です(例.医薬品・医薬部外品である洗口液や口中清涼剤、なおかつ食品ではない『雑貨扱いの次亜塩素酸水』でうがいを推奨する行為)。

「医師や歯科医師が医薬品や医薬部外品ではない次亜塩素酸水でうがいをすすめるのはOKなのか?」という声が聞こえそうですが、医師には医学的な専門知識や技能、経験に基づき、自らの責任において最善と判断した医療行為を自由に行う事ができる裁量権があるので問題なしです(もちろんインフォームドコンセントによる対話と患者の自己決定は必須)。

それと時折非常に高い濃度の次亜塩素酸水が売られているのが気にかかります。

確かに高濃度のものを作る事自体は可能(今まで見た中で最高の濃度は3000ppm)ですが、数週間は高い濃度を保てていても、安定性が悪いのか短期間で失活化してしまったり人体への危険性が危惧されるので『混合方式』『電解方式』ともに安定性が高く実績のある200ppm程度で生成するのがこれまでの基本でした(電解方式はもっと低い)。

電解次亜塩素酸水でも歯科医院の治療に使われているものや自宅で作るタイプ(これらは電解次亜水と呼ばれる事の方が多い)は400ppmや500ppmのものもありますが、phが7.5~9.5程度のアルカリ性で、ある意味全然違うものです(phがアルカリ性に傾くと次亜塩素酸が減少し、次亜塩素酸イオンが増えるので殺菌力は低下するが洗浄力は上がる。口腔内でバイオフィルムを溶かしながら殺菌するには有効なのかもしれない)。

微~弱酸性域で超高濃度の電解次亜塩素酸水・・・濃度の面で優位性を築く為に安定性を無視して生成していなければいいのですが。

[important]個人的には長きに亘り実績のある200ppmタイプのものがおすすめです。高濃度の商品は原材料が安価な事もあり安く販売しているものが多いですが、価格面だけをみて安全性を蔑ろにしたのでは本末転倒です。安物買いの銭失いにならないように気をつけましょう。[/important]

もし最新の技術で製造可能になっているのならおそらく特許をとっている事と思いますので特許番号を店に聞いてみてもいいかもしれませんね。

特許をとっていれば真似をされる事はありませんのでよほど後ろめたい事がなければ教えてくれるでしょう。もしくは特許情報プラットフォームにて検索してみてもいいかもしれません(企業名や代表名、『次亜塩素酸水』等で検索)。
>>特許情報プラットフォーム
[note](追加記述)
この記事を公開してから数週間後に特許と記載し次亜塩素酸水を販売していた数社の商品説明から特許の文字が消えていました。自社で特許を取得していない企業が取得していると偽って消費者にアピールする事は常態化していますので注意してください。[/note]

ただし、『特許を取っている=他にない素晴らしい技術』と勘違いしている人も多いですが、『特許を取っている=その方法を真似してはいけない』というだけの事です。例えば特開2005-034651発明名称『就寝時に素敵な夢を見る支援システム』や特開平09-234291発明名称『千手招き猫』等は発明者からすると素晴らしい技術なのでしょうがわたしからすると何の価値もないように思えます。特許の多くはそういうものです。

>>面白い特許出願(B級特許)の紹介

さて閑話休題。非常に長くなりましたが、以上で次亜塩素酸水のまとめは終わりです。気にいる商品が見つかればいいですね。良い次亜塩素酸水ライフを。

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