高校や大学受験以外にも民間試験や国家試験など一言で受験と言ってもたくさんの種類があります。
何日も何週間も何か月も苦しい思いをして勉強したのだから是が非でも合格したいと全ての人が思う事でしょう。けれども、もちろん全ての人が合格するわけではありません。
受験にとっても最も重要なのは合格する為に必要な学力をしっかりつける事ですが、学力と同じくらい重要な事があります。
それは体調管理です。
特に冬場の受験はインフルエンザやノロウイルス、ロタウイルスといった感染力が高く、もし感染してしまったら長引いてしまう感染症の大流行期に行われます。
試験当日に感染してしまえば当然試験どころではありません。
例えば大学受験は非常に長丁場です。センター試験や一部の国立大学の二次試験は2日間、その他の試験でも最低1日は問題を解き続けなければいけません。健康な状態で100%の学力で挑んでも90%の実力が発揮できれば上出来といわれる試験で高熱や嘔吐などに苦しめられれば半分の力を発揮する事も難しいでしょう。
他の受験生に感染させる可能性もあるので欠席はやむを得ないですが、最近は昔と違って追試を行う学校も増えてきているので受験する学校のHPや要項をよく確認してください。
[note]・事前に学校のHPや要項で追試験の有無、条件などを確認する
・医療機関で受験生である旨を伝え診断書を書いてもらう
・学校の指示に従い、条件をよく確認してから本人もしくは代理人が申請する[/note]
学校受験は受験生や保護者の不安を少しでも和らげる為に追試験の制度ができてきましたが、民間試験などではほとんど認められていません。1年間必死で勉強してきた事が水の泡となります(知識などは残りますが)
健康管理はバランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠がとても大事です。寝る時間すら惜しいとは思いますが、体調管理は学力と同じくらい重要ですので意識して取り組みましょう。
それ以外でも感染予防の基本である手洗いを徹底する事や感染予防アイテムを利用してできる限りの事をしましょう。
高校や大学の受験を控えている子供がいる保護者もあと数か月ですので子供が全ての力を出し切れるようにフォローしてあげたいですね。